【MuseScore3小技】ピッチの変更

皆さんは、合奏で楽器のチューニングをするときに、何に音程を合わせていますか?

オーケストラならコンマスやオーボエの「ラ」に合わせていますよね。ピアノ協奏曲ならピアノに合わせたり。

では、そのラって何Hz(ヘルツ)ですか?って訊かれると、実は演奏者側に委ねられています。

国際的な基準では440Hzですが、日本のオーケストラは442Hzだったり、POPSのバンドは440Hzが多かったりするようです。"ピッチ"が高い、低い、というのはこのHzのことを指します。

ちなみに私はオーケストラ畑の人間ですので、デモ演奏は442Hzに合わせています。もし、原曲とちょっと音がずれている気がする、と感じる人がいたとしたら、なかなかの音感の持ち主ですね。

さて、ではそのデモ演奏でのピッチの変更方法をご紹介したいと思います。
私用しているソフトはMuseScore3.6.2です。

やり方は簡単。

①メニューより「表示(V)」→「シンセサイザー」を選択

②「シンセサイザー」のウィンドウが開くので、「チューニング」タブを選択。

③「マスターチューニング」の値を442.0Hzなどの値に変更して「スコアに保存」

これでピッチの変更が完了です。

ぜひやってみてくださいね。